ウィルシステムデザイン プロジェクトアーカイブ

ピンホールプラネタリウム1号機

運用期間:2002年~2003年(上映会1回のみ)

 

「プラネタリウム投影機を自分で作ってみたい」


その夢は、高校生のときまで遡ります。


地球儀を半分に割って中に豆電球を入れ、はんだごてで星の穴をあけて部屋に投影したのが最初でした。投影された星は大きくぼやけていて、とても見栄えのいいものではありませんでしたが、部屋全体が星空のようになった感動は今でも覚えています。

その後、施設のプラネタリウムで教えてもらった朝夕焼け投影機や惑星投影機の構造をまねて作ってみたりしたものの、圧倒的な知識不足・技術不足で、どれも完成には至りませんでした。

 

長年の夢だったプラネタリウムの自作。
それがようやく実現したのが、この記念すべき最初の投影機です。2002年に完成しました。


アクリル板から部材を切り出して、すべて手作りした投影機。
恒星を投影するピンホールは、実際に半球に穴をあけるのではなく、高コントラストの印刷用ネガフィルムシートに星図を焼き付ける方法をとりました。
また、日周軸と緯度軸がモーター駆動し、いつのどこの空でも再現できるようになっていました。
さらに、学生のころ完成できなかった朝夕焼け投影機構も搭載しました。


しかし、工作精度の低さや、こどもたちに「雪が映ってる!」と言われた投影性能の低さゆえ、すぐに解体破棄となりました。そして、この1号機製作で得たノウハウや基本設計、デザインは次の2号機に受け継がれることになりました。

 

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ウィルシステムデザインについて

 

ウィルシステムデザインは、2004年に設立した個人オフィスです。

2003年、国内ではほとんど普及していなかったプラネタリウム出張上映を始め、これまで全国で数多くの上映会やイベントを手掛けてきました。

現在は上映上映支援に加え、投影機材や関連システムの開発、上映番組やプラネタリウムアプリケーションなどの企画制作を行っています。

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