ウィルシステムデザイン プロジェクトアーカイブ

ピンホールプラネタリウム3号機製作記録10

仕上げ

新しく設計製作したプラネタリウム投影機「Series3」も、ようやく完成です。

全体を組み上げた状態で各部の調整を行い、稼動可能な状態となりました。

まずはその雄姿(?)をご覧あれ!

Series3は、6月の三重でのイベントに初めて投入されました。

その後は宮城・豊川・川崎・函館…と出張投影で連続稼動。宮城や函館では、4mドームとの組み合わせ投影も行い、その投影性能に問題ないことも確認できました。デビュー早々のフル稼働ですが、がんばってくれています!

 

思えば、

高校時のチャレンジ機:地球儀を半分に割ってハンダごてでテキトーに穴を空けた

大学時のチャレンジ機:惑星棚を作ろうとして指を怪我してやめた&AC電源で電球を点灯できずにやめた

試作1号機:会社員時代に製作。子どもたちに「雪が映ってる」と言われて即時解体廃棄

運用2号機:自営業となり、ようやくできたまともな投影機。5年間、全国を一緒に行脚。損傷劣化激しくリタイア・解体

と続いてきた私のプラネタリウム投影機製作の歴史も、この3号機Series3でようやくひと段落。ピンホール恒星&ステッピングモーター駆動という単純な構造の投影機ですが…ホント、満足しています!

 

今なら個人でも高機能なプラネタリウム投影機を買えるけど、やっぱり自分で手作りして、うまく星空を投影できたときの喜びはひとしおです。

そして、たくさんの現場経験を積んで独自の投影スタイルができていく。やっぱり思い入れ、愛着の度合いも違ってくるというものです。

 

ということで、Series3がドームに投影した星空を紹介して、製作記録シリーズを終わりたいと思います。

夕焼けの演出シーン。右下に、さそり座が見えています。

南半球の星空。まさに「満天の星」です。

はくちょう座付近、夏の星空です。

オリオン座付近、冬の星空です。

 

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ウィルシステムデザインについて

 

ウィルシステムデザインは、2004年に設立した個人オフィスです。

2003年、国内ではほとんど普及していなかったプラネタリウム出張上映を始め、これまで全国で数多くの上映会やイベントを手掛けてきました。

現在は上映上映支援に加え、投影機材や関連システムの開発、上映番組やプラネタリウムアプリケーションなどの企画制作を行っています。

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