夏休みは、天の川の観察にチャレンジしよう!

みなさんは、本物の天の川を見たことがありますか?

現在では、日本人の7割は天の川の見えない地域、環境に暮らしているという調査もあります。ほとんどの人が、実際に天の川を見たことがないのかもしれません。
報道サイトはこちら。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG14H5S_U6A610C1CR8000/

プラネタリウムだけじゃなくて、やっぱり本物の満天の星や天の川を一度は見てみたいものですよね。

そんな天の川、夏は観望の絶好のチャンスだということを知っていますか?

その理由は、
・夏休みがあって、しかも寒くなくて、夜に外で観望しやすいこと
・旅行や帰省で星のきれいな場所に出かける機会があること
・ちょうど天の川の一番見やすい場所(太くて濃いところ)が空に昇っていること
などがあげられます。

1番目と2番目は説明不要でしょう。
3番目について説明しましょう。

そもそも、天の川って何なのか?みなさんご存じでしょうか。

天の川を双眼鏡で眺めてみると、無数の星が見えます。
天の川は、数えきれないくらいたくさんの星たちが集まってできているのです。あまりに星が多いので、まるで空を流れる川のように見えるというわけです。

20160806

その天の川、実は、私たちの地球がある「銀河」の様子を、内側から眺めたものです。

宇宙にある星たちは、一つ一つがバラバラに浮かんでいるのではなくて、銀河という星の大集団を作っています。
銀河は宇宙に数千億~数兆もあり、その一つ一つの銀河には数千億の星が集まっていると言われています。気の遠くなるような数字です。

20160806_2

私たちの地球や太陽がある銀河、つまり私たちの住む銀河は、特に「天の川銀河」と呼ばれています。
これが、天の川銀河上から見た想像図です。

20160806_3

まるで渦を巻くように、たくさんの星が集まっているのがわかります。
この天の川銀河、横から見てみると、中心のふくらんだ円盤のような形をしています。
太陽や地球は、中心から少し離れたところにあると考えられています。

20160806_4

その地球から天の川銀河の内側をぐるっと眺めた様子、それが天の川の正体ということです。
地球からぐるりと天の川銀河を見ると、中心部分の星の多いところと外側の薄いところが見えます。渦から離れた上下はあまり星が無くなります。

渦の腕に沿って、自分の住んでいる銀河の星たちが天の川として見えているということがイメージできるでしょうか。
天の川銀河の中心、星がたくさんあって天の川が一番太く見えるのは、さそり座といて座の間くらい。夏の時期になると、ちょうどその場所が南の空の見やすい位置になります。

20160806_5a

特に今年は、南の空に火星や土星も見えています。惑星、さそり座、そして天の川の見事な競演です。頭の上には、夏の大三角の3つの1等星もよく見えます。

夏休みは、星を観察するいい機会。もし空の暗い星のきれいな場所へお出かけのときは、ぜひ夜空を見上げてみてください。
本物の天の川、見られるかもしれません!

20160806_6

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク