いつ、どこに行けば満天の星が見られるの?「いつ?」編

そろそろ夏休みも終盤。宿題や自由研究がまだ終わっていない子どもたちの焦る姿が目に浮かびます(笑)

プラネタリウム出張上映は、夏休み期間が一番の繁忙期。今年も各地にお邪魔して上映を実施している真っ只中です。
そんな上映会場で、よく聞かれるのがこの質問。

「いつ、どこに行けば、星を見られますか?」
今回はその質問にお答えしましょう。

まず、いつ行けばいいのか?

当然、晴れている日じゃないとダメです。当たり前ですね。
でも、観望会が曇ったり雨降りで実施できないとき、
「望遠鏡なら、雲を突き抜けて見えますよね。何とかなりませんか?」
なんて、マジメに聞いてくる大人もいたりするのです。
気持ちはわかるけど、さすがに望遠鏡でも雨や雲には勝てません・・・

この季節は夕方から夜にかけて急に雨雲や雷雲が発生したり、豪雨に見舞われたりすることが多いです。
特に暗い空を求めて山や標高の高いところへ出かけるときには、急激な天気の変化には十分注意してくださいね。

こちらのサイトでは、各地域の雲量・雨量の予報が見られます。とても便利なサイトなので、予定を立てるときにはぜひチェックすることをおすすめします。
GPV気象予報
http://weather-gpv.info/

そして、時間帯。
あまり早い時間だと、まだ太陽が沈んで間もないので、空が薄明るかったりします。
明るい惑星などを見るのであればそれでも大丈夫ですが、満天の星や天の川を眺めたいなら、なるべく夜遅い時間帯をおすすめします。できれば、20時とか21時以降で。

さらに、もうひとつ大切なチェック項目があります。
それは、月です。

20160819

ふだんはあまり意識していないかもしれませんが、月は、実はとても明るいのです。
特に半月から満月すぎまでの月は、夜ずっと空の高いところにあって、煌々をあたりを照らしています。
空が暗い場所では、月の光で人の影ができたり本が読めてしまうほどです。
いくら天気がよくても、そんな明るい月があると星は見えにくくなってしまいます。

カレンダーや手帳、ネットなどには、その日の月の暦が出ています。ぜひチェックしておきましょう。
おおざっぱな目安としては、こんな感じでしょうか。
月齢0(新月)~7(上弦):観望OK。三日月が夕方から夜の早い時間に西に沈んでくれます
月齢7(上弦)~15(満月)~21(下弦):観望NG。明るい月が、ずっと空にあります
月齢21(下弦)~28(新月):観望OK。月は夜半すぎから明け方になるまで昇ってきません

ということで、
天気がよくて月が出ていない、夜遅めの時間に星を見に行く。
これが「いつ?」の正解です。

次回は、「どこ?」について書きたいと思います。

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