プラネタリウム出張上映を体験した子どもたちの珠玉の一言1|ウィルシステムデザイン

こどもたちの一言・傑作100選|CHILDREN


プラネタリウム出張上映では、普段は体験できない満天の星空に出会うことができます。

そんな星空を体験したこどもたち(おとなたち)の、思わず出てしまった傑作な一言や様子を集めました。

これまで出張先で書きとめてきた珠玉の(?)エピソードをお楽しみください。

こどもたちの一言

エピソード|00~2021~4041~6061~8081~100

エピソード:00 はじめまして!

このテキストを書いている場所、どこだかわかります?

自宅やオフィスの机ではありません。

実はここ、移動プラネタリウムのエアドームの中なのです。

しかもこのドームが設置されているのは、ショッピングセンターのイベントフロアど真ん中!

たくさんの人が行き交う喧騒の中にあって、布1枚隔てたこの空間だけは異様に静かです。薄暗いです。別世界です。

たまに覗き込まれたり、外からケリを入れられたりしてますけど(泣)

 

ここが、私の仕事場なのです。

 

これまで、全国各地でたくさんのプラネタリウム出張上映をしてきました。

やってくるお客さんは子どもだけではありません。赤ちゃんや幼児から、おじいちゃん・おばあちゃんまで、実にさまざまです。

そして、この小さいドームでのたった数十分の間には、実にさまざまなことが起こるのです。

それを、こうやって上映の合間に書き留めているというわけです。

 

そんなプラネタリウム出張上映でのエピソードを、お客さんが発した珠玉の言葉(?)に乗せて紹介していこうと思います。

こどもたちの一言

エピソード:01 きれい!これ、ゆき?

記念すべき最初のプラネタリウム出張上映は2002年、とある保育園での夏祭りでした。

当時はまだ何の上映ノウハウもなく、作りたての1号機と傘ドームに、大量の工具や修理部品を持ち込んでの上映でした。

保育室の窓をすべて遮光して何とかできたものの、そこは真夏の超高温多湿な密室空間。

 

そんな状況で、しかも初めての投影で何を話していいかもわからず、汗だくでしどろもどろなワタクシ。

でも、子どもたちには大ウケでした。

子どもたちは部屋が暗くなって星が映りだすと、大喜びで口々に叫びました。

 

「きれい!これ、ゆき(雪)??」

 

この上映会のあと、投影像が「星」と認識されなかった哀れな1号機は即時解体破棄という運命に(泣)

そして、みんなが驚く星像を投影できる2号機の誕生となったわけです。

 

あのときのキミたちの「ゆき??」がなかったら、きっと2号機はできていなかっただろうし、その後の出張上映もなかっただろうな。

 

ということで、これが、思い出深いこどもたちの最初の一言なのです。

こどもたちの一言 こどもたちの一言

エピソード:02 超カメっぽくね?

プラネタリウムの星は、ドームの中に投影します。

出張上映の会場では鉄骨ドームとか建てられないので、空気の力で半球状に膨らむエアドームを使います。

このエアドーム、特殊な遮光素材でできているので中は真っ暗になります。

 

そんなエアドームですが、その外観にはものすごく特徴があります。基本はライトグレーの半球なのですが、正面についている二つののぞき窓が目、浮き上がり防止のおもり袋が足、そして送風ファンにつなぐチューブが尻尾に見えるのです。

その姿は、まさに「カメ」

その愛らしい(?)姿に、多くの人が珍しがって足を止めます。

 

「かめ~」と寄ってきてつんつんと突っつく小さな子。

ダイブを試みようとしてお母さんに怒られている坊主。

「なにこれ~ 超カメっぽくね?」と写メを撮りまくる女子高生。

「これ、大人も入れるの??」と興味津々なカップルやご夫婦

などなど。

 

突然出現したカメドームで、イベントは準備段階から一気に盛り上がってきます。

プラネタリウム出張上映は、この珍しいカメが会場に出現するところから始まります。

こどもたちの一言

エピソード:03 お星さまを消しちゃだめでしょ!

プラネタリウムの出張上映はだいたい1回15分くらい。だんだん暗くなって星がみえてきて、真っ暗になって満天の星空になって、その中でいろいろと話をして、最後にドームが明るくなって星が見えなくなります。

 

とある幼稚園の上映会では、この最後でなんと「明るくしちゃだめ!星さんが消えちゃう!」の大合唱(汗)

さっきまで「早く出たい。まだ終わんないの?」とか言ってたくせに…

「なんでお星さまを消しちゃうの?。サイテー。もう一回夜にしてよっ!」

「お星さまを消しちゃだめでしょ!」

と、ワタクシ非難の嵐の矢面に(泣)

 

でもね、その純粋な気持ちがとてもうれしいのです。

結局、みんなの願い適わずドームの星は消えちゃったけど、みんなの頭の上にはいつだって(昼間だって!)たくさんの星が輝いているのです。

 

今度は、ぜひ本物の星空も眺めてほしいな。

エピソード:04 ばいばーい!ばいばーい!

前回、「お星さまを消しちゃだめ!」と子どもたちに怒られた(汗)幼稚園での上映の様子を書きましたが、今回はその第2弾。

こちらの幼稚園では、ドームの中がだんだん明るくなって星たちが見えなくなり始めると、

「ばいばーい!星さん、ばいばーい!」

の大合唱。

 

「お星さまを消しちゃだめ!」も「星さん、ばいばーい!」もいいなあ。

 

ホント、子どもってかわいいよね。

エピソード:05 おっちゃん、出たよ!

お客さんが全員ドームに入ると、いよいよプラネタリウムの始まりです。

幻想的なBGMが静かに流れ出し、ドーム内が真っ赤な夕焼けに染まります。

 

やがて暗くなりはじめた頭上に星がひとつ、ふたつ…

そんな、プラネタリウムで一番感動的なシーンを迎えたそのとき。

ドーム内に響き渡る坊主(推定3~4歳。お兄ちゃんと見てた)の叫び。

 

「おっちゃん、ウンチ出たよ!パンツの中に!」

 

!!!

 

お、おのれは、ワシにそれを言ってどうしろというんじゃ…

 

もちろん投影は一時ストップ。

幻想的な夕焼けは青空に逆戻りし、その兄弟はそそくさと外へ。

 

ドームの中に漂う、ほのかな便臭。

ドームの外では、お母さんの怒声。

完全ドン引き状態のお客さん。

 

もう、いや(泣)

 

これ、ネタとかじゃないから。マジだから・・・

エピソード:06 宇宙だ

普通プラネタリウムは、ドームの下の方には星は映りません。地平線の下に星は映さないようにします。

しかし、ウチの投影機は、なんとドームの下にも床にもお客さんの顔や体にも星が映っちゃう!

 

決して投影ミスとか怠慢とかいうわけじゃありません。

以前はちゃんと地平線より下は見えないようにしていたのです。

 

ところが、とある上映のときにそのセッティングをうっかり忘れてしまった。(やっぱ怠慢じゃん)そしたら、

 

「あ!○○ちゃんの顔にも星が映ってる!服にも!」

「見て!床にも星がある!」

「宇宙だ」

なんて、みんな大ウケ!

以来、ずっとそのまま。

 

ちょっと反則といえば反則だけど、まあカタいことは言わずに。

それを「宇宙だ」と言う子どもたちの純粋な反応を見るのが好きなワタクシなのです。

エピソード:07 なんで彦星が新幹線に乗るの?

夏の星空を解説するときのネタ。

「織姫星と彦星は、本当は遠くはなれているんだ。彦星が新幹線に乗っておりひめに会いに行くと、なんと6000万年以上もかかるんだって」

 

これには、たいていの子どもたち、それにその親も「へぇ~っ」って驚きます。140兆キロも離れたベガとアルタイルの距離をうまく伝えられる自慢のネタです。

(といっても、とあるお世話になっているかたのブログネタのパクリなんだけどね…)

 

ところが、とある上映を見ていた4~5歳の男の子がボソッと一言。

 

「ねぇおっちゃん、なんで彦星が新幹線に乗るの?」

 

確かに。

 

 

って、それを言っちゃおしまいじゃん(泣)

エピソード:08 HANAJI

欧州で人気の著名な日本人映画監督(大御所お笑い芸人)の作品名ではありません。

 

これは実話でございます。

 

いつものように投影を終えてドーム内を明るくすると、女の子が一人だけ立ち上がっています。

なんとその子の顔は…真っ赤!鼻血を出しているじゃありませんか!

もちろん、大急ぎでドームの外に出してあげました。

 

以上です。

 

たいしたことじゃないって?

 

いやいやいや、想像してくださいよ。朝もやの雰囲気の中、顔面血だらけの少女がひとり立っているんです。

びっくりするよ。ホント…

 

それと、本人の名誉のために詳しくは書きませんが、ドーム内で嘔吐してしまった子も…よっぽど体調が悪かったのか、どうしても見たくて無理してしまったんでしょうか…

 

みなさん、小さなドームでの短い投影ですが油断は大敵。何が起こるかわかりませんぞ。

くれぐれも体調にはご留意を!

エピソード:09 有能な助手・出会い編

彼女との出会いは、海の見える住宅展示場だった。

何度も何度もドームへ入ってくる彼女。さすがにこっちも気になってしまう。

 

「何度も見にきてくれるね。気に入った?」

意を決して聞いてみた。

 

「うん」

少し恥ずかしそうにうなずく彼女。

 

その後も彼女はずっとドーム内にいた。そして、入れ替わりで入ってくる子どもたちに

 

「暗くなって星が出るけど、怖くないよ」

「すぐ出られるからね」

「途中でね、七夕のお話があるよ。それからね…」

 

と、思いっきりネタばれの前説をしてくれた。

お客さんがドームから出るときには一緒にドームを開けくれた。

ドームの空気が抜けそうになると、華奢な手で一生懸命入り口をふさいでくれた。

 

それが、有能な助手との出会いだった。

(別れ編に続く)

エピソード:10 有能な助手・別れ編

でも、別れは突然やってきた。

そう、いつだって別れは突然だ。

 

「いつまでそこにいるの?もう帰るよ!」

ドームの外に響く声。

 

「あー、まってー!」

あっけないほど簡単に、彼女は出ていった。

後を追うようにドームの外に出てみたが、そこにはもう誰もいなかった。

 

ところが、しばらくすると、彼女がまた戻ってきた。

手には何か握り締めている。

 

「これ、あげる。ありがと」

そう言うと、彼女はそれを僕に持たせた。

 

原型をとどめないほどドロドロに溶けた、キットカットチョコレートのかけらだった・・・

 

パパとママが、苦笑いしながら僕にお辞儀をした。

そして彼女は小さく僕にバイバイをすると、パパ・ママと手をつないで会場を去っていった。

 

…え?いったいなんの話だったのかって?

上映を見にきてくれた4~5歳くらいの女の子の話ですがなにか。

 

まぎらわしいかった?(笑)

エピソード:11 素敵でした

たまに、自然体験施設で星の話を依頼されることがあります。

今回はそこで出会った、とあるレディのお話。

 

その夜のお客さんは、都内のクリスチャン系小学校の先生と児童(ほとんど女の子)。

林間学校の夜のプログラムということで、パソコンプラネタリウムや星の写真をプロジェクタで投影しながら、星や宇宙の話をしました。

 

たくさんの拍手でプログラムは滞りなく終了。

帰り支度をしていたそのとき、

 

「今日はありがとうございました」

 

と3人組の女子児童が寄ってきました。そして口々に言うのです。

 

「素敵な時間でした。今までの人生の中で一番感動しました」

「いいお話だったと思います」

「とてもよかったのではないでしょうか」

 

をいをい…今までの人生って、まだ7~8年だよね…

しかも、なんだかすごく上から目線で評価してるし…

 

わかるかなあ?彼女たちの感じ。ものすごく大人びてて、長い黒髪をなびかせて「行きましょ」って去っていく感じ。

そう、ハリーポッターの映画に出てくるハーマイオニー・グレンジャーみたいな感じ。

 

「あ…、ありがとう…ございます」なんて、小学生にトンチンカンな返事をした38歳の夏なのでした。

エピソード:12 おれ、11時からずっと見てるから

こういうのが一番困るんだよねぇ(苦笑)

全部ネタをお客さんにバラしちゃうの。

 

「これなんだ?って聞くよ。ほら聞いた!答えは、はくちょう!」

「あそこの星を説明するよ。おりひめだよ。ほら言った」

 

ちょっとあきれたお客さんが

「はいはい。わかったわかった。よく知ってるんだね」

って声をかけると、

 

「だっておれ、今日は11時からずっと、もう5回も見てるから」

だと。

 

頼む、もう帰ってくれ…

エピソード:13 天使だ

少し知的障がいを抱えた子がお父さんと見に来たときのこと。

なにやら叫んで暴れていたので、内心「大丈夫かな?」と心配していたのですが、

上映が始まると、静かにじっと星空を見上げている様子。

 

そして、話をしながらM45(すばる)の画像をドームに投影したとき、その子がつぶやいた。

 

「天使だ」

 

彼の目には、いったい何が見えたんだろう。

周りにいた子どもたちも、

「どこどこ?」

「ああ、なるほど」

なんて言って見上げてる。この子たちは、さっきまで、いや今だって初対面で友達じゃないはず。

 

健常だとかハンデがあるとか、関係ないんだ、子どもたちにとっては。

誰だって、星空の下ではみんな仲間なんだ。

 

星の持つ力、子どもたちの感性・・・不思議なものを感じる、印象的な投影でした。

エピソード:14 たまごっちが呼んでるから

4歳くらいの女の子。

ちょっとドームに入るんだけど、すぐに出て行っちゃう。

 

「あのね、たまごっちが呼んでるから、やっぱり出る」

次の回でもちょっとのぞいたりするけど、やっぱり同じ理由にて退室。

 

キミ、たまごっち持ってないじゃん。

ホントは、こわいんでしょ~(笑)

 

かわいいね。子どもって!

エピソード:15 もう入る!もう出る!

こちらも4歳くらいの女の子。

なぜか、入るときも出るときもキレ気味なかんじ。

 

「もう入る!」

毎回そうやって入ってくるけど、投影前に出て行っちゃう。

「もう出る!」

だって。

 

ホントは、こわいんでしょ~(笑)

 

かわいいね。子どもって!

エピソード:16 これ、CGやろ?

大阪の男の子。推定5~6歳。

とにかく、投影のしくみを知りたがるのです。

 

「おっちゃん、これ、CGやろ?CG」

「おれ、知っとるねん」

「この機械がCG出しとるんやろ?」

「お、あの流れ星、CGやできっと」

 

うんうん。

キミは、きっと将来スゴ腕のCGクリエイターになれるぞ!

エピソード:17 カネ!カネ!カネ!

投影の最後には、よく流れ星を投影します。

みんな、流れ星が大好きです。いつも歓声があがります。

 

で、その反応がいいときには、

「今日はいつもより多めに流れ星を飛ばしておきますね~」

なんてジョークも一発かまします。

 

とある上映会。

いつものように最後に流れ星を投影して、

「お願いごとがたくさんある人は、たくさんお祈りしていってくださいね」

といったその瞬間、子どもたちから

 

「金!金!金!」

「カネ!カネ!カネ!」

 

の大合唱。

 

これには、冗談抜きでびっくり。「怖い」とすら思いました。

まあ、ふざけてたんだろうけど。

 

投影後、引率の先生と苦笑い。

「何か、間違っていますよね」

ホント、そう思わずにはいられませんでした。

エピソード:18 入っちゃいけません!

今回は、旅先で出会った素敵なガードウーマンの話。

え?もうだまされないぞって?

(前の助手ネタと同じだからなぁ…)

 

今度の彼女は(たぶん)小学生の2人組。

彼女たちが見ていた投影中、エアドームが何者かに外から蹴られました。

「グラッ」と一瞬揺れたドーム。怖かったに違いありません。

 

2人は投影後ドームの外に出ても会場を去ることなく、なんとドーム外周の警備にあたり始めました。

ちょっとでも子どもたちがドームに触れたり、中を覗き込もうとしたらもうたいへん。

「すみません。さわらないでください!」

「入っちゃいけません!」

と、ビシッと叱りつけるのです。

 

その昔、「男子の一部がまじめに掃除をしていません!」なんて学級会で女子に責められていたワタクシ。

ちょっとびびってしまいました。まじめな女子はコワイです(笑)

でも、ありがとう。きみたちのおかげで、上映会は無事に終わることができたよ。

エピソード:19 そこをなんとか!

一度にエアドームに入れる人数は、あまり多くはありません。

直径3mドームで10人、直径4mドームでも20人程度です。

人が多く集まってくれたイベントでは、当然入れない人が出てきてしまいます。

 

入れなかった人たちの反応はさまざま。

怒り出す人、あきらめる人、泣き出す子…本当に申し訳ない気持ちになります。

そんな中にいた、ひとりの小学生(坊主の男の子)の一言。

 

「師匠!そこをなんとか!!」

 

うーん…ごめんな坊主…

 

全然人が集まらなくてガラガラ、なんていうイベントがあるかと思えば、午前中にその日の整理券が全て無くなってしまうような盛況のイベントもあり、こればかりはなかなか事前に読むことができません。

ホント、難しい…

エピソード:20 きれいな世の中だねぇ

とある保育園で上映したときの、とある女の子の一言。

ドームが暗くなって、満天の星空になったとき、思わず出てしまった一言。これには付き添いの先生も大笑い。

 

実はその子、「暴れん坊」「いたずらっ子」として先生からマークされてる要注意人物。

でも、悪い子じゃないんだよ。

だって、プラネタリウムの星を見て、そんなセリフが出てくるんだもの。

 

悪い子なんていないんだよ。

きっと、他の子と少し自己表現の仕方が違うだけなんだ。

きっと、いい子になるね。

エピソード|00~2021~4041~6061~8081~100

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