プラネタリウム出張上映を体験した子どもたちの珠玉の一言2|ウィルシステムデザイン

こどもたちの一言・傑作100選|CHILDREN


プラネタリウム出張上映では、普段は体験できない満天の星空に出会うことができます。

そんな星空を体験したこどもたち(おとなたち)の、思わず出てしまった傑作な一言や様子を集めました。

これまで出張先で書きとめてきた珠玉の(?)エピソードをお楽しみください。

こどもたちの一言

エピソード|00~2021~4041~6061~8081~100

エピソード:21 わりといい出来だね

「このプラネタリウム、おじさんが作ったの?」

たまに聞かれることがあります。

 

「そうだよ。だから世界に1台しかないんだ」

と答えると、たいていは

「へぇー!すごーい!」

と反応してくれる子どもたちですが、中にはクールな子も。

 

「まあまあだね」

「作ったにしては、わりといい出来だね」

「がんばったじゃん」

・・・

えらい上から目線。

 

投影が終わった後も、

「まずまずだったよ」

「思ったより良かった」

だと。

 

まったく・・・(泣)

エピソード:22 星を見つめる「目」 星に届く「手」

重度の障がいを抱える子どもたちが通う、養護学校の出張上映経験です。

寝たきりの子どもたちがスムーズに入れるよう、その日はエアドームではなく傘ドームを天井から吊るして設置。床には布団を敷き詰めて、寝たままドーム内に移動して見上げられるようにセッティングしました。

投影解説も普段のスタイルではなく、まず子どもたちがいつも聞いている音楽を流して緊張をほぐし、ゆっくりした口調で星が映っていることを伝えたり、先生が星の絵本を読みきかせたり、という内容で行いました。

 

すると、最初ほとんど反応のなかった子どもたちが次第に目を見開き、手を上に伸ばし始めました。

ドームに投影された星を見て、触ろうとしているのです。

先生も保護者も、そして僕も、これには驚きました。

 

この子たちは、全盲なのです。

 

「見る」ってどういうことなんだろう?

この子たちは、どこでこの光を見ているのだろう?

 

星のように見せかけた電球の小さな光だけど、絶対にそれを感じている。

この子たちは、たしかに自分の「目」で星を見たんだ。そしてそれを自分の「手」で触ったんだ。

 

医学的な根拠はまったくないでしょう。

でも僕は、今でもそう信じているのです。

 

見えるとか見えないとか関係なく、この子たちがプラネタリウムを体験できて本当に良かった。

もう何年も前のことですが、今でも大切な経験です。

エピソード:23 ここで辛いことがあったんだよな

とある保育園で地域の子どもたち向け上映会を実施したときのこと。

 

「うわー、このお遊戯室、なつかしー!!」

その保育園を卒園した小学生たちもたくさんきてて、さながら同窓会のような盛り上がりでした。

 

そんな中、一人の男子(推定小2)がぽつり。

「オレ、ここで辛いことがあったんだよな」

 

どうした坊主。

辛かった園児生活を思い出してしまったか?

 

でもその子、プラネタリウムを見て元気になったみたい。帰り際、声をかけてくれました。

「楽しかった。またね」

 

よし、がんばれ坊主。

また辛くなったら、星空を見上げるんだぞ。

星はいつだって(昼間だって!)キミの上に輝いているんだ。

エピソード:24 走

とある保育園での上映会。

ドームに入る前、園児たちはひたすらドームの周りを走っています。

それも、みんなきれいに時計回りで。

メカトロ的に言うと、CW(Clockwise)方向で。

 

ちなみに、反時計回りはCCW(Counter Clockwise)ね。

 

なんの意味があるんだろ?

別に意味はないか・・・

 

地域性はあるんだろうか?

台風みたいなものか?南半球と北半球で回り方が違うとか。

んなわけないか・・・

エピソード:25 うるさいのは

保育園での上映は本当ににぎやかです。

暗くなって星が見え始めると、こどもたちはみんな大騒ぎ。

でも、その興奮もいいもんだと思って、しばらく騒がせてたりします。

で、タイミングを見計らって話し始め、静寂を作る。みんな、ちゃんと聞く雰囲気になる。

このあたり、うまく決まると「プロだぜ」という気分になります(?)

 

しかし、このタイミングをうまくとれない投影もあります。

原因は、大人。

 

「うるさい!静かにしなさい!」

「ほら、星が見えるでしょ!見なさい!」

とドーム内に響き渡る先生やお母さんの声。

 

しまいには、

「きれいだねー!星っていいねー!みんな楽しみなさいよ!」

だって。

 

いちばんうるさいのは、こどもたちじゃなくてその声なんだよね・・・

楽しめ!って怒鳴られて楽しめる子はいないよなぁ。

エピソード:26 杖

とある自治体の生涯学習イベントで上映したときのこと。

 

その回のお客さまは、俳句か何かを嗜む婦人愛好会のご一行。

周りから「先生」と呼ばれる女性はかなりのご高齢。杖をついているので、小さなドームに入るときはちょっと難儀されていたようでしたが、なんとかみなさんの力を借りて無事ご入場。投影開始となりました。

 

投影が終わると、ご婦人たちからは大きな拍手。

ドームを出るときも興奮冷めやらぬ顔で「素敵でした!」と挨拶をしてくれました。

 

そしてドーム内を振り向くと、すでに全員がご退場。もう誰も残っていません。

 

あれ? 先生は?

あんなに難儀して入場された先生は? いつの間に出たの??

 

驚いて外に出てみると、そこには立てかけられた1本の杖が!

廊下に出てみると、そこには2本足でスタスタと歩く先生の姿が!

 

「すばらしかったですね」と先頭を2本足で闊歩する先生。

 

「先生~!」と慌てて追いかけるご婦人たち。

 

その後ろを、杖を持って「先生~!」と追いかけるワタクシ。

 

コレは決してネタではございません。実話です。

先生、元気になっちゃったよ・・・

こんな効能もあるのかプラネタリウムよ。まったくもって、奥が深いぞ。

エピソード:27 泣

お客さんが全員ドームに入ると、いよいよプラネタリウムの始まりです。

幻想的なBGMが静かに流れ出し、ドーム内が真っ赤な夕焼けに染まります。

やがて暗くなりはじめた頭上に星がひとつ、ふたつ…

 

そんな、プラネタリウムで一番感動的なシーンを迎えたそのとき、

どこからともなく、女性のすすり泣く声が!

 

キャーー!!

 

そして、「ズズーッ」と鼻をすする音が!!

 

キャー…ァァ?

 

お客さんのご婦人が、満天の星空を見上げてひとり静かに泣いていたのでした。

 

ご婦人の胸に去来したものは懐かしい思い出か、はたまた辛い過去か…

それはわかりません。

 

わりと多いですよ。泣いちゃう人。大人の女性に多いかな。

星空って、ホント不思議です。

エピソード:28 ZZZ

おっさんに多いです。

ドームでマジ寝です。いびきかきます。

 

まあ、「プラネタリウム=寝場所」と考える人も少なくないけど。

それに、大人向けの上映のときには、

「こちらからお話しますが、もし気持ちよくなったらそのまま寝ちゃっていいですよ~」

「明るくなったら、隣の方が優しく起こしてあげてくださいね~」

なんて言うけど。

 

まさか真に受けるとは…、それもこんな小さいドームで。

しかも、投影開始1分足らずで。

 

そりゃないよ旦那…

エピソード:29 パパ、サイテー

前回の「ZZZ」エピソードの派生版

 

娘2人とドームに入ってきたパパ。投影が始まってドーム内が暗くなるやいなや、

 

「グー… ピー… フガッ プスー…」

マジ寝です。本当に爆睡。

上映が終わりドーム内が明るくなったころ、パパは娘2人に起こされました。

 

パパ「あー、おもしろかったねえ」

 

娘2人(揃って低ーい声で)「パパ、サイテー」

 

あのパパ、きっと帰りも責められ、無視されたんだろうな。

ワタクシも娘2人のパパ、気をつけなければ。

エピソード:30 寝床にはちょうどいいな

またまた「ZZZ」シリーズ。

 

エアドーム内に入るなり、おっちゃんの発した一言。

そりゃ確かに、カーペットは敷いてあるし薄暗いし静かなBGMは流れるし星空になるけど。

 

最初から爆睡目的かよ・・・

 

かんべんしてくれー

エピソード:31 鏡

エアドーム内に映った満天の星たち。

それを見上げる親子。

 

うるさく騒ぐ子のとなりには、大声で叱る親

話を聞いていない子のとなりには、投影そっちのけで雑談する親

飽きちゃって遊びだす子のとなりには、爆睡中の親

 

真剣なまなざしの子のとなりには、真剣なまなざしの親

笑顔の子のとなりには、笑顔の親

あいさつをしてくれる子のとなりには、あいさつをしてくれる親

 

決してすべての親子がそうではないですよ。

それに、そもそも堅苦しい勉強の場ではないので、気楽に見てくれればいいのですが。

 

それにしても、本当にコワイくらい、子どもは親を映す鏡です。

 

嫌でも、自分のことを考えてしまいます。

自分は、娘たちにどう映っているのかな?

 

コワイね、ホント。

エピソード:32 理由

ドームが暗くなって満天の星が輝きだしたときの、お父さんと娘(推定4~5歳)の会話。

 

「うわー、すげー! やっぱりパパ、星が好きだなー」

「あたしも好き!」

 

「そっかー きれいだもんね」

「ううん、ちがうよ」

「じゃあ、どうして?」

 

「だって、パパが好きなものはあたしも好きだもん!」

 

ワタクシ、不覚にも、ジワっとウルっとこみ上げてきてしまいました・・・

のどが熱くなり、次の解説の一言を出すのにしばらく時間が必要でした。

 

いやあ、ホント泣けた。そして、なんだかすごくうれしかった。

エピソード:33 願いごと

流れ星を投影したとたん、子どもたちが「カネ!カネ!」と叫び出したエピソードを以前書きましたが、 今回は心温まる願いごとです。

 

入ってきたのはお父さんと幼い兄弟(推定5歳と3歳)

ドームが暗くなると、弟は「コワイ」を連呼。現実逃避か、投影中にパパに抱っこされたまま寝てしまいました。

 

投影の最後、流れ星を投影すると、お兄ちゃんは一生懸命願いごとを言い続けました。

 

「弟が育ちますように」

 

けなげ。

 

お父さんは、そんなお兄ちゃんの頭をずっとなでていました。

 

泣けた。なんてやさしい家族なんだ。

 

すぐに弟も大きくなるさ。

そしたら、また星を見においで。

エピソード:34 願いごと2

流れ星を投影したときの子どもたちの願いごとは、これまでもいくつか紹介していますが、最近印象に残ったものを少しアップデート。

 

「ママが長生きしますように」

ママが驚いて「ありがとう~」とうれしそうでした。いい子だ。

 

「パパにお金をとられませんように」

いったい、この家庭には何が起きているのか・・・

 

「勉強できますように」

しっかり励めよ、坊主。

 

「800円もらえますように」

金額が微妙。

 

「早くドームの外に出れますように」

すぐ出れるから!そんなお願いしないで(泣)

 

「・・・」

なにやら唸っていました。呪いでなければいいが・・・

 

「なんだっけ、なんだっけ」

と言ってるうちに見えなくなっちゃいました。坊主、残念。

 

「宇宙人がいますように」

そのうちNASAが重大な記者会見をするよ、きっと!

 

「詳しくはウェブで!」

なんじゃそれ。CMの見過ぎ。

 

「流れ星ってさあ、宇宙の塵が大気に突入して発光して・・・」

わかったから、とりあえず願い事しようぜ。

 

こどものお願いごとは、ホントに笑わせてくれるし泣かせてくれる。

また集まったらアップデートします。

エピソード:35 クリスマスの喧嘩

とあるデパートでクリスマス上映会を実施したときのこと。

 

楽しいはずのデパートで、ものすごい長丁場の喧嘩をしているカップルを発見。

1日中、ずっと目の前の非常階段踊り場に二人で座り込んでいるのです。

詳しくはわかりませんが、どうやら今日のデートのために彼女がプレゼントした“なにか”を、彼氏が家に忘れてきたらしい。

 

そのカップル、言い合いをしたかと思えば黙りこくったり、彼女が泣いたり、彼が半ギレになったり…実に7時間以上、その場におりました。

 

彼らのクリスマスっていったい…

 

イベント主催者であるデパート関係者もこれには苦笑い。

「彼らが仲直りしたら、プラネタリウムを見てもらいましょうか」

なんて言ってたのですが、最終投影を終えてドームから出てみると、もう二人の姿はそこにはありませんでした。

 

あの二人、どうなったのかなあ?

今でもちょっと気になる、2005年のクリスマスの出来事でした。

エピソード:36 ひざにだっこ

前回はクリスマスに喧嘩をしていたカップルのエピソードを紹介しましたが、今回はその真逆。

仲良すぎなカップルのご紹介です。

 

投影が始まってドームが夕焼けから星空に変わるころ、そのカップルが何やらゴソゴソ。

暗順応(暗いところに目が慣れること)した私の目に飛び込んできたのは、彼女(推定25歳)をひざの上にだっこした彼氏(推定30歳)。

「お姫様だっこ」のまま自分のひざに座らせたようなかんじ。

 

娘たちが小さいころ、自分もそうやってテレビを観ていた記憶がありますが、まさか大人になって、しかもこんな公衆の面前で・・・

 

そんなあられもない姿で、こっちを見てニコニコされても、目のやり場に困るよ・・・

それ以上は家でお願いいたします(苦笑)

エピソード:37 仲直り

とある図書館にて。

 

その日最後の投影でエアドームに入ってきたお客さんの中に、喧嘩しているお母さんと娘(小学生)が。

二人ともイライラ。なんかブツブツ言い合ってます。険悪なムードです。

 

ちょっと気にしながら、投影開始。今宵の月や、今夜見える星たちを紹介しました。

 

投影終了後、片付けた機材を車に積み込むため外に出ました。

すると、さっきの親子が駐車場にいるじゃないですか!

 

二人で西の夕焼け空を見上げています。

そこには、ぽっかり今宵の月。

二人とも笑っています。

何を話しているのかは聞こえませんでいたが、きっと、

 

「きれいな月だね」

「そうだね」

 

という感じでした。

 

よかったね。仲直りできて。

すごくキレイな、いい風景でした。

エピソード:38 まあ、かなわへんけどな

投影の最後に流れ星を投影すると、みんな大喜びで願い事を叫びます。

そんな中での、こども(大阪生まれ・大阪在住)の一言。

 

・・・

 

最初は

「おお!めっちゃ流れとるで!」

って喜んだのに。

 

「今日はいつもより多めに流れ星を飛ばすからね」

って言ったら、

「マジで!?よっしゃー願い事するでー!」

って喜んだのに。

 

意外にクールなのね。坊主。

エピソード:39 このプラネタリウム、強いな。最強だな。

投影を見終わり、ドーム外に出た坊主の第一声。

ドーム内にも響いてくる大きな声でした。かなりの興奮状態。

 

しかし・・・

「星がきれい!」とか「すごい!」とかはよく言ってもらえるけど・・・

 

坊主、このプラネタリウムはどのへんが最強なんだい?

エピソード:40 家族の星

「これが、“ふたご座”です」

と星座を紹介したときのこと。

家族で見ていた女の子(推定3歳)が、

 

「じゃあ、あれはパパね」

「あっちは、ママ」

「こっちは、おねえちゃん」

「あたしは、それ」

 

と次々に星を指差して言ってました。とても楽しそうでした。

 

そう、国際天文学連合が決めた全天88星座なんて、別に気にしなくていいんです。

みんながみんなの大切なもの、大好きなものを星空に自由に描く。それでいいんです。

 

その星はキミの星、そして、みんなの星だよ!

また家族で星を見てね!

エピソード|00~2021~4041~6061~8081~100

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