こどもたちの一言・傑作選

Episode:66 みんな入っちゃだめぇー!

いよいよドームの入り口が開き、みなさんご入場というときになって、最前列に並んでいた男の子が泣き出しました。
薄暗いドームに入るの、やっぱり怖かったみたい。
ただそれだけならいいんだけど、後ろに並んでいるみなさんに向かって、両手を広げて

みんな入っちゃだめぇー!

と叫び出しました。これにはみなさん苦笑い。

キミが入れなかったドームでは、たくさんの星がキミを待ってたんだよ~
早く大きくなって、今度は怖がらずに入っておいでね。おじさんは待ってるぞ!

Episode:65 全否定

幼稚園くらいの女の子。

「すごい星だねー」
「きれいだねー」
と沸き立つお客さんの中で、一言。

星がありすぎて、つまんない

あわててお母さんが「しー!」って口を塞いだけど、しっかり聞こえる大きな声でした・・・

いったい、どういう意味だったのか?
プラネタリウムの存在意義、目指すべき方向性に対する深い洞察、示唆なのか
それとも、単なる全否定なのか(泣)

Episode:64 大失態

今回は自分のこと。
やっちまったエピソードです。

投影中、いつもの通り星空解説をしていると、なんだか鼻の中がムズムズ。
鼻毛が奥でそよいでいるような、こそばゆい感じになってきました。

やばい…
鼻に力を入れ、慎重に呼吸して、何とか乗り切ろうとするワタクシ。
しかし、こそばゆい感じは無常にもその度合いを増していきます。
ついに、エネルギー充填120パーセントまで圧力上昇。セーフティロック解除。
そして、

ヘッ、ヘッ・・・
ハッ、ハッ・・・
ハックショーーーーーン!!!

 

ドーム内はもちろん大爆笑。
かなり恥ずかしい。
しかも、これまでウケを狙ってチャレンジした、どんなギャグよりもウケてるし。
かなり哀しい。

Episode:63 昼ごはん

投影中の、とあるお母さんと子どもの会話

「このあと、何食べる?ママ」
「おなかすいたよね。もう早く出たいね
早く終わんないかな
「そうだね、もういいよね
出たいね。まだかな

星、そっちのけ

これにはさすがにテンション下がります。
いったいこの親子、なんのために参加料払って入ってきたのか・・・

Episode:62 ノーリピート アフター ミー

私のしゃべったことを、そのまま子どもに復唱するお母さん。
実はけっこういます。しかも、ドームに響き渡る大きな声で。

「だんだん暗くなっていきます」
だんだん暗くなってくるってよ!

「夕焼け空になります」
夕焼け空になるってよ!

「目が慣れてくると、小さな星もたくさん見えてきます」
目が慣れてくると、小さな星もたくさん見えてくるってよ!

声が大きいので、その復唱を待たないと次に進めません。
ワシの言ってることは、そんなにわかりづらいのか?

昔、海外のビジネスミーティングで、一生懸命英語でプレゼンしたのに、それを逐次「英→英」に通訳されて悔しかったことをふと思い出しました。
頼む、全く同じことをリピートしないで~!

 

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