2号機製作その7:操作ボックスの製作・そして完成
前回までで投影機本体の製作が完了したので、最後に操作ボックスの設計製作にとりかかりました。これがなくても一応投影はできるのですが、朝夕焼けの操作やモーターの制御が全くできないのでは最終形とはいえません。最後の力と時間、お金(?)をかけて、操作制御部を作りこみました。

投影機の本体下部にある、制御信号を受信するためのポートです。投影機側がどんな制御信号をどのように受けて動作するかは最初の設計で決めていたことなので、信号の送信側が完成すれば制御信号を受け取ることができるよう製作は完了しています。

本邦初公開!自室の電子工作エリアです。これでも、あふれる電子部品を収納棚に整理したんですが、やはり雑然としてますね~(これ以上片付かない…機械工作エリアはもっと汚いので見せられません…)ここで基板製作など一通りの電子工作ができます。左下のオシロスコープは、知り合いの先輩から無償で(!)譲り受けたものです。旧型ということですが、波形もバッチリ見えて、すごく重宝しています。電子工作にはなくてはならないオシロスコープですが、なにせ高価で手が出なかったのです。本当に感謝感謝でございます。

完成した操作ボックス。手作りの基板がむき出しで、あまり見栄えは良くないのですが…。この操作ボックスで朝夕焼け/青空のランプ操作や日周/緯度回転のスピードと回転方向の操作、軸センサーの状態監視などをすることができます。バリバリのマイコン制御にしてパソコンとつなぎ、投影機の状態表示や操作制御をグラフィカルユーザーインターフェース上でマウスでやる!なんていうカッコイイこともできたのでしょうが、それをする時間もお金ももうありませんでした(泣)それをやったとしても、あんまり上映には意味がないでしょうし…デジタル制御部分は極力シンプルな設計としました。

はい、完成です!…と、一言では片付けられないほどの時間と労力、そしてお金を投入したプラネタリウム投影機です。工作機械や作業環境への投資もハンパじゃなかった…「プラネタリウムを作ろう」と思い立ってから早2年、その間製作をしていなかった時期もありましたが、それにしても本当に長かったです。部屋での試写を見て、最近ようやく奥さんもご納得の様子、今では「いいのができたじゃん」と言ってくれるので、正直ホッとしました(笑)これから、いろんな場所でお披露目できる機会をどんどん作って、たくさんの人たちに手作りプラネタリウムを楽しんでほしいな、と思っています。
さて、これで製作記録もおしまいです。最後まで読んでくれた人、どうもありがとう!この製作を通じて、会社員で自分の領域だけの仕事をしてると気づかないことにたくさん気づかされました。実はいろんな基礎知識が不足してて、モノひとつまともに作れないと思い知ったときの恥ずかしさといったらもう…(汗)でも、どうにかこうにか完成までこぎつけました。まさに、継続は力なり!ですね。自分としては、今できる限りのことをつぎ込んだつもりです。あとは見る人が何を感じてくれるか…怖いけど、楽しみです。
それではみなさん、次回は上映会場でお会いしましょう!!
投稿:Takao@Will System Design | カテゴリ:旧プラネタリウム投影機(1号機・2号機)





