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全天映像投影システム

プラネタリウムの投影には、専用の投影機が必要です。ウィルシステムデザインでは、エアドーム全天に星空を投影するシステムを独自に設計製作しています。

最初に製作したのは、ピンホール式といわれるタイプの投影機です。電球の光が、特殊フィルムにプリントされた40000個以上の点を透ってドーム上に星として映し出されます。
この投影機にはモーター駆動機構も内蔵されていて、任意の場所や日時の星空を自由に設定できるほか、時間や季節で移り変わる星たちの動きを再現することも可能です。また、朝夕焼けの演出機能も備えています。
このタイプの投影機は試作1号機・2号機・3号機まで製作し、2003年~2014年の出張上映で使用しました。

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現在使用しているのは、ビデオプロジェクターを使ったデジタル映像投影システムです。 星だけでなく、さまざまな映像を自由に投影することができるため、青空やオーロラ、森の中や海の中といった、プラネタリウム以外の投影・演出が可能です。
このシステムの中核は、カメラレンズや魚眼レンズを組み合わせた光学ユニットです。このユニットをプロジェクターの前面に置くことによって、簡単にプロジェクターの出力映像をドーム全天に投影することができます。
このアイデアは、The Lhoumeau Sky-System Open Project(LSS)で広く公開されているものです。この技術情報を応用して、国内で入手できる市販レンズで数多くの実験を繰り返し、最適な組み合わせでユニットを構築しています。

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LSSプロジェクトのサイトはこちら

完成した投影システムは、ビデオプロジェクターを上に向ける必要がなく安全に手軽に運用できます。また、従来のモバイルプラネタリウムシステムに比べて、はるかに汎用性が高く低コストです。この利点を生かし、現在ではこのシステムが様々なシーンで数多く使用されています。

また、星つむぎの村が実施しているプラネタリウム上映でもこの投影システムが活用され、本物の星空が見られない環境や状況にいる人たちに満天の星空や宇宙をお届けする一役を担っています。

今後は、もっとたくさんの場所、人々に星空を届けられる、より安価に手軽に運用できる小型簡易バージョンの投影機実現を目指しています。

星つむぎの村のプラネタリウムのサイトはこちら

 

これまでの主な納入・レンタル実績:Achievement

  • ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原(常設)
  • 清里の森管理公社(期間常設)
  • 株式会社メディア・アイ・コーポレーション(出張上映用)
  • 一般社団法人星つむぎの村(出張上映用2式)
  • 株式会社スペースクリエイション(長期レンタル2式)
  • 社会福祉法人恵光園(常設)
  • やんばる星み隊(出張上映用)