2025年を振り返る

2025年も残すところあと数日となりました。今年の総括や雑感を少し書いておこうと思います。

今年は2か所でプラネタリウム出張上映を実施しました。どちらも夏休みのイベントでした。1年を通じて全国を飛び回っていた頃と比べると、最近はずいぶん出張が減りました。出張旅費精算の書類を眺めていると、如実にその傾向がわかります。
それが、移動プラネタリウムのイベント自体が減ったからなのか、ウチの受注件数だけが減ったからなのかはよくわかりませんが…

代わりにこの数年急激に増えているのが、エアドームや投影システムの製作提供です。私どもが企画販売しているソラドームはこれまで20体以上、ソラプロジェクターはとうとう50機を提供しました。今年も多くのかたがたのもとへお届けし、広く活用していただいています。
加えて、今年は上映番組の制作(スクリプト開発や動画編集)案件も多く手がけました。中でも、国立民族学博物館特別展で上映された番組の制作に関われたことは、とても貴重な経験になりました。


自身が出張して移動プラネタリウムの上映を行う機会が減り、これからそういう事業を始めようとする個人や団体、企業に対して、ハードウェアやソフトウェア、あるいはノウハウを提供する機会が増えてきました。そろそろ現場に立つ立場から現場を支援する立場に変わってきたのかな?という気がします。モバイルプラネタリウムの黎明期に活躍された先輩たちもどんどん引退され、世代交代の波を感じている今日このごろです。

ただ、事業の継続という点で見れば、これまでの長年の現場経験で培ってきた知見、それに基づく技術やノウハウでプロダクトやサービスを創出できるというのは大きな財産です。今後はこれをできるだけ生かして、自分の提供できることをしっかりやっていきたいなと思っていますし、このサイトやSNSでの発信も力を入れていきたいと思っています。

今年1年間、ウィルシステムデザインに関わっていただいたすべてのみなさまに御礼申し上げます。
また来年もどうぞよろしくお願いしたします。
それでは、よいお年をお迎えください。

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