プロジェクターのお尻を持ち上げる

以前のブログやTwitterなどで何度か取り上げている話題です。会議やホームシアターなどで、ごく普通にプロジェクターを設置して使うかたには全く無益な記事です・・・

ソラプロジェクターは、プロジェクターの投射光を90度曲げて天井方向へ映像を投影します。そのために作っているのが、光学レンズユニットと呼んでいる部分です。この部分の詳しい記事はこちら。

ソラプロジェクターの中核は、このユニットにまっすぐ光を入れてしっかり直角上向きの光路を作ってあげること。そのため、水平投射ができる&映像劣化が小さい光学レンズシフト機能を持ったプロジェクターを採用しています。

しかし、市販プロジェクターの多くの機種がこの機能を持っていません。水平投射ではなく若干上方向に投射される機種がほとんどで、それを水平に調節できる光学レンズシフト機能を搭載しているものはわずかです。

とはいえ、コスト面その他の事情でソラプロジェクターで標準採用している機種を使えないケースもあります。
そんなときは、物理的にプロジェクターのお尻を持ち上げて水平に投射されるようにしています。

投影システムを横から見た写真。プロジェクターのお尻を持ち上げた状態で筐体に固定されているのがわかりますか?

これでなんとか投影可能になるわけですが、特にドーム全天投影をする場合は投影位置やピントの調整がシビアになることがあります。南北方向の歪みが少し大きくなる傾向もあります。(天井投影の場合はわりとうまく調整できます)


天井平面ではなく、ドーム全天にしっかり投影することを考えるのであれば、(多少コストが上がっても)水平投射可能&光学レンズシフト機能つきのプロジェクターを選ぶことをおススメします。
あと、この要件を満たすプロジェクターをぜひ各メーカーさんには出していただきたいなあと期待しています!
(需要が無いので難しいのは重々承知ではありますが、そこをなんとか笑)

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