以前こんな投稿をしました。自分で製作した機材の収納は見た目にもこだわり、アルミトランクで統一感を大事にします!的な内容です。
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機材の収納をデザインする
約1年間の構想、そして約3か月の設計製作期間を経てようやく完成した新型ソラプロジェクター。投影ソースとなるPC機材も刷新し、操作コンソールも整備し、移動プラネタ…
しかし。
今回、新投影システム用の収納ケースを新たに自作しました。木箱です。
自作なので設計は自由。投影システムぎりぎりの寸法で、アソビのないピッタリサイズにしました。
結果、吊るしのアルミトランクよりかなりコンパクトな収納ケースになりました。

で、なぜわざわざこんな木箱を作ったのか。
あんなに声高に叫んでいた収納デザインの統一感を捨ててまで。
それはズバリ、自車での積載性、可搬性を優先するため。
業務用として使っているとはいえ、私の車はハッチバック型の普通乗用車。大きな積載スペースがありません。
なので、運送する機材は可能な限り少なくコンパクトにする必要があります。
つまり、
「クルマのサイズに合わせて機材そのものや収納ケースを設計製作&整備する」
ことが必要になってくるのです。
クルマに合わせて機材を作る?なんか本末転倒というか、おかしくね?
ええ、わかっております。
ハイエース級の商用車をちゃんと持てばいいだけだし、本来そうすべきだということも重々承知です。
でも、それが経済的にできない以上は仕方ないのです…
イベントで必要な機材自体は減らせないし、万が一に備えて予備機材の搬送も必要です。
そうなると、ひとつひとつの機材は、性能と同じくらいサイズが重要になります。どのくらいのサイズで作るか、それはマイカーに無理なく積載できるか。
そんな(余計な)ことを考えながら、日々機材を整備し続けている私です。