東京多摩・京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターのイベントホールで、8月2日から11日まで夏休み宇宙イベントが開催されました。
会場にはソラドーム7mとソラプロジェクターを設置し、10日間×7回=70回のプラネタリウム上映が実施されました。
他にも、ロケットや人工衛星の模型展示、パネル展示、アトラクション、ワークショップ、グッズ販売などが展開されて、大規模でにぎやかな会場となりました。
おかげさまでイベントは連日盛況だったようで、事故や機材故障もなく無事に終えることができました。
いつものことですが、運搬・設置・運用・清掃など、イベントを作り上げてくれている「Unsung Hero」のみなさんに感謝です。この方たちがいなければイベントは成り立たないので、真の意味で立役者だと思っています。


さて、今回は10日間という長期、しかもアルバイトスタッフだけで毎日運用するということで、プラネタリウム関連の機材や環境整備は極力シンプルにする必要がありました。
上映する番組は「JOURNEY TO THE UNIVERSE」を使い、ブルーレイディスクに焼いてプレーヤーで再生するだけというスタイルにしました。操作マニュアルも準備して、スタッフ誰もが簡単に運用できるように配慮しました。
さらに、機材もできるだけ予備機を用意して冗長性を保ち、万が一の故障や不具合にも即座に対応できるように準備しました。このようなイベントでは、とにかく「上映を止めない」ことが最優先です。そこに自分がいれば何とかなることも、いなければどうしようもありません。結果的にこれらの予備機が稼働することはありませんでしたが、使わないことが良いことなので一安心です。
終了の翌日は機材の撤収搬出作業でした。
あれだけ盛り上がった会場も、撤収を終えればご覧の通りです。無事終わったという安心感と、終わってしまったという寂しさの入り混じった静かな空気を感じます。そして、また次のイベントに向けた準備が始まります。
