天井いっぱいに広がる映像や、エアドームの半球スクリーンすべてを包み込んでしまう映像。そんな驚きの映像投影を可能にする特殊なプロジェクターシステムが、ウィルシステムデザインの製作する全天映像投影システム「ソラプロジェクター」です。


SORA DOME(ソラドーム)とSORA PROJECTOR(ソラプロジェクター)は商標登録出願準備中です。
プロジェクターだけでは全天投影できない!
ソラプロジェクターは、市販のプロジェクターでドームや天井に巨大な映像を生み出す投影システムです。プラネタリウムや全天周映像のプロジェクターとして、さまざまなイベントや公共施設、教育施設、商業施設などで使うことができます。
会議やホームシアターなどで使われるプロジェクターは、前方のスクリーンや壁に映像を投射します。映像を頭の上に映し出すには、プロジェクターを上向きに設置するか、鏡などで投射光を上に向かせる必要があります。(ランプ光源タイプのプロジェクターは上向き設置ができない機種がほとんどです)
さらに、その映像を天井平面やドーム半球面に大きく投影するためには、魚眼レンズという特殊なレンズを使った光学システムの設計製作が必要です。海外の専用システムを購入すれば数百万円、光学システムの設計だけでもかなり高価になります。
それを、国内で市販されているカメラレンズや光学機材を組み合わせて作り上げたのが、ソラプロジェクター。
「もっと手軽に、ドームや天井をプラネタリウムや全天シアターにしたい」という夢を叶える特別なシステムです。

ソラプロジェクターはドーム半球に映像を全天投影するシステムであり、魚眼レンズはそれに適した光学仕様のものを使っています。通常の四角い空間に投影した場合、中心部以外の映像が大きく歪んだり、ピントの合わない領域が多く発生したりします。四角い空間全体に正確に投影することはできません。
ウィルシステムデザインの全天映像投影システム「ソラプロジェクター」は、下記サイトで公開されている技術情報を応用して製作しています。
LSS | The Lhoumeau Sky-System(Digital Planetarium) Open Project
ソラプロジェクターのラインナップ

標準モデル
魚眼レンズ等で構成された光学レンズユニットを使うモデルです。ドーム全天や天井平面に投影できます。
4K HDR対応
3000ルーメン

小型簡易モデル
魚眼レンズ単体システムです。小さな部屋の天井平面に投影できます。
(現在は製作終了しています)
FHD対応
1000/2000ルーメン

カスタム製作
業務用高輝度プロジェクターを保有されている場合、その機材と光学レンズユニット単体を組み合わせて全天投影システムを構築することも可能です。ご相談ください。
納入実績
2016年の完成以来、製作したソラプロジェクターは30セットを超えました。お届けしたみなさまの一部をご紹介します。(納品予定先を含みます)
それぞれの施設や団体で、システムを活用した多彩なイベント上映や運用を実施されています。
- 一般社団法人 星つむぎの村 様(移動プラネタリウム機材レンタル)
- 株式会社メディア・アイ・コーポレーション 様(移動プラネタリウム機材レンタル)
- 株式会社スペースクリエイションズ 様(各種ドーム映像上映・カスタム製作)
- ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原 様(山梨県 施設常設プラネタリウム)
- 県営清里の森 様(山梨県 施設常設プラネタリウム)
- NPO法人 心魂プロジェクト 様(各種パフォーマンス映像上映)
- あいプラネット 様(移動プラネタリウム上映)
- 社会福祉法人 恵光園 様(福岡県 施設常設プラネタリウム)
- 合同会社あんどう 様(移動プラネタリウム機材レンタル)
- やんばる星み隊 様(沖縄県 移動プラネタリウム上映・カスタム製作)
- 360ぷらねっと(株式会社こよみ) 様(海中ドーム映像上映)
- 星くじらのしっぽ 様(移動プラネタリウム上映)
- 南山大学 様(科研・人類学研究アウトリーチ活動)
- 合同会社VLOO 様(山梨県 屋外プロジェクションマッピング投影・カスタム製作)
- 合同会社アルタイル 様(広島県 宿泊施設常設プラネタリウム)
- 岡山理科大学 様(学内常設プラネタリウム)
- MOFネットワーク(星空ハンモック)様(石川県 常設プラネタリウム)
- 株式会社アイヴィス 様(VR/映像研究開発)
- 岡山県青年館 様(施設常設プラネタリウム)







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