前回の手動モード紹介で、Nightshadeの基本的な機能を画面上のアイコンまたはキーボードショートカットで操作できることが分かったと思います。
今回は、その他の細かな設定方法について紹介します。
Nightshadeにはたくさんの詳細設定項目があり、それらはテキストメニューで設定することができます。
テキストメニューを表示させるには、キーボードの「M」キーを押します。あとは矢印キーを使って項目を選択し、編集したら「Enter」キーで確定させます。
編集できる項目はカテゴリ毎にまとめられています。詳しくはマニュアルを参照していただくということで、ここではカテゴリ一覧を紹介します。
1 場所(Set location)
起動時の観測位置(惑星、緯度経度など)を設定します。
2 日時(Set time)
起動時の日時設定や表示方法を設定します。
3 一般(General)
使用言語や星座絵、背景を設定します。
4 恒星(Stars)
表示等級や等級差、またたきの度合いなどを設定します。
5 色(Colors)
星座の線やラベル、絵、各種座標線などの表示色を自由に設定できます。日本では、赤道は赤、黄道は黄色で投影されるのが一般的です。
6 効果(Effects)
天体表示関連やズーム関連など、上記以外の演出効果に関する設定です。
7 スクリプト(Scripts)
スクリプトを呼び出して自動運転できます。
8 管理(Administration)
設定の保存や呼出し、ソフトウェア情報表示などができます。
テキストメニューで設定したパラメータは、Windows版の標準的なインストール環境では下記に保存されます。
C:/ユーザー/???/AppData/Local/nightshade/config.ini
???はユーザー名です。
(デフォルトの設定ファイルは、C:\Program Files (x86)/Nightshade/config/default_config.ini にあります)
テキストメニューの詳細設定をうまくカスタマイズして、自分のNightshadeをより使いやすくしてみてください。