直訳すると、「クソどうでもいい仕事」。
最近刊行された書籍のタイトルです。
インパクトあります。
「自分のことか?」
ずっと気になっていました。
本屋で見つけて、少し立ち読みしました。
世の中には、必要のないどうでもいい仕事がたくさんあると紹介されています。
中でも、「自分の自尊心を満たすためだけの仕事」という内容にはドキッとしました。
やはり、自分がやっていること、価値や意義のある仕事だと思っていることは、ブルシット・ジョブではないのか?
そんな不安にかられました。
結局、世の中になくてもいい仕事なのではないか?と。
エッセンシャルワークがとても重要視されているこのご時世、そういう危惧や不安を抱えている人も少なくないでしょう。
自分のやっていることをネット上で必死にアピールしたり、その意義や価値をことさらに強調している場面を見ると、その裏にはそういう不安があるのかな?なんて思ったりします。
それは、まさに自分のことを言ってたりもしますが・・・
「宣伝しないのは存在しないのと同じ」
よく広告業界で言われることではあるのですが・・・
自分の信じていることや自分の手がけていることって、実はなかなか客観視できず、それがとても大事で価値や意味のあることだと考えがち。
それって誰のため? 何のためにしていること?
それって仕事? 人のためになっていること?
そういう自分自身だってブルシット化してない?
「クリエイティブ」とかいう言葉で無理やり価値づけ、意味づけをして自己満足で終わってない?
結局、それが誰かのためになっている仕事なのか、意義のあることなのか、それを決めるのは自分ではなく「誰か」なんですよね。
いまは、謙虚に自分を見つめなおす時間なのかもしれない、そんなことを思う今日この頃です。