Macでプラネタリウム上映

2020年、衝撃的な一目惚れで買ってしまったM1チップのMacBookAir。
その顛末は以前記事にしましたが、M2チップのMacBookAirやM3チップのすごいMacBookProがリリースされている2023年現在も、現役バリバリで活躍しています。

ただ、このMacを使ってプラネタリウムのライブ投影をやるという目的は残念ながら達成できていません。
ライブ投影用として私が使っているのはNightshadeというプラネタリウムソフトウェアなのですが、これは結構古いソフトで、今は事実上Windows版しか使えません。(正確にはLinux版やMacOS X版もありますが、使える環境がありません)

WindowsノートPCを買うつもりだったのにMacBookAirを買ってしまった時の言い訳は
「Parallelsを使えばWindowsも走るんだから、MacでもNightshade使えるっしょ」
でした。
実際にParallels18とWindows11を買ってセットアップしてNightshadeは使えたのですが、解像度が荒くなったり途中でフリーズしたり、かなり不安定な挙動でした。イベント現場でフリーズしてどうにもならなくなり、急遽バックアップ用の古いWindowsPCで乗り切るという冷や汗モノの経験もしたので、これはちょっと無理だな、と。
搭載メモリが少ないモデルを選んでしまったのも要因かもしれません。

たしかにこれは大きな誤算でした。今でも、あの時WindowsノートPCを選んでおけばよかったのかなと一瞬後悔することもあります。
この用途だけで言えば、機種選択は間違っていたかもしれません。

しかし。

やっぱりMacBookAirは今や手放すことのできない良き相棒。デザインに一目惚れした購入当時と変わらず、いまだにその外観や質感、操作感にはまったく飽きがきません。自室にいるときはメインのWindowsマシンで作業することがほとんどで、メールやリモート会議くらいしか使っていないのですが、外での打ち合わせや出張の時は本当に重宝しています。
そして、ライブ投影ではなく完パケ(上映番組)を自動投影するイベントでは、メイン運用機として活躍してくれています。

完パケ投影システムで使っているのは、QLabというソフトウェア。Mac専用のソフトです。
音楽や動画、画像などを自由に登録しておき、好きなタイミングやレベルで再生したり投影したりできます。プロもライブイベントで使っているソフトで、とにかく高性能&多機能。イベントや商談デモなどでは欠かすことのできないツールになっています。

現在は、ライブ投影ではWindowsPC(NUC)+StreamDeck+Nightshadeを、完パケ投影や商談、デモなどではMacBookAir+QLabを使う、という運用で落ち着いています。ライブ投影機材は現場で配線をするのが面倒なのでCyberDeck化を計画しています。
本当はすべての運用を1台にまとめたかったのですが、とりあえずしばらくはこの機材たちを適材適所で使い倒していこうと思っています。

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