I have no idea

これは、いつものことなんですが・・・
企画アイデア、プログラムソースコード、プラネタリウム番組シナリオなどなど、まったく何も頭に浮かばない時のイメージがこちらです。

この真っ暗なPC画面を眺め、時々何かを打ち込んでみては消してを繰り返し、気がつけば結構な時間が経過している。
仕事をされているみなさんなら、誰でもきっと経験があることだと思います。

かと思えば、まるでアイデアや文章が自然と湧き出すようにスラスラと作業を進められることもあります。
まさに「キタコレ」状態(笑)
アーティストとかなら、それも才能の発露としていい制作秘話になるのかもしれません。降りてきたんです!みたいな。
しかし、納期のある仕事となると、そんな「キタコレ」状態を座して待つというわけにもいかず。
とはいえ、どうしても no idea の時は仕方ない。無理やり作ってみたところで、いい出来栄えにならないことがほとんどだし。


そんなときは、それを頭の隅に置いて熟成させてみるというイメージで他のことをするのも一手です。
そればかり考えて根詰めるより、 体を動かしたり、ちょっと外に出て歩いてみたり買い物をしてみたり。
そんな時間を過ごしてみると、「あっ!」なんていう瞬間がきたりするから不思議なものです。

「心がこっているときは体をほぐす 体がこっているときは心をほぐす」
これは、とある知人に教えてもらった言葉です。誰かの受け売りなのか、そのかたのオリジナルなのかはわかりません。
でも、なんか言い得ているような気がします。
心と体は表裏一体。どちらかばかりがフォーカスされることも多い現代社会ではありますが、本来は不可分が自然な形。
それを意識するだけでも違うのだと思うのです。

数々のディズニー映画音楽制作を手掛けたヒットメーカーの作曲家は、何も思い浮かばないような低調な日でも、必ず毎日8時間ピアノの前に座っているという話を聞いたことがあります。好不調の波に流されることなく、きっちり仕事として向き合うということなのでしょう。まさにプロです。
でも、私にはとうてい真似できそうにありません。

ということで、今日も私は、あの真っ黒な画面を頭の片隅に置いて、あてもなく外を歩いています(笑)

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