下の写真をご覧ください。修理のために預かったソラドームです。
ドーム生地に大きな穴が開いてしまっているのがわかるでしょうか。
寒い場所で運用した際、暖を取るため赤熱ヒーターをドームの近くに設置したとのこと。そのヒーターが倒れて、ドームに接触していたらしいのです。
本来なら燃え上がり、大きな火災になりかねない事故です。
しかし、ソラドームは炎や煙を出すことなく、このように焦げて溶けました。
幸いケガ人などの被害は全く無し。とにかく大事に至らなくてよかったと、先方も私たちもホッとした次第です。
防炎認定素材を使っていると謳っていても、実際に火気に触れたときにどうなるのか？
私たちがそれを運用現場に見ることはありません。（あってはいけないことです）
今回は図らずもそれが確認でき、ソラドームの防炎性能の高さが証明されるという事例になりました。
もちろん、今後このような事故は絶対に起きてはいけません。取説にも注意喚起を記すことにしました。
ただ、万が一今回のような事態となっても、ソラドームは国内防炎認定素材を使った製品として、その性能をしっかり発揮してくれることはお知らせできるかなと考えた次第です。
ちなみにこのソラドームは、工場でしっかり修理して納品されました。遮光や投影品質にまったく問題無しです。
こうやってちゃんと修理やメンテナンスができるのも、国産ならではの強みですね。
どうぞ安心して、安全な運用のもとでソラドームを活用いただければと思います。
